2009/11/12

MSBuild (1)

Trac経由によるHudsonの利用を目指して、
まずはビルド環境の基礎となるMSBuildに取り組む。
MSBuild自体は、dotNetが入っている環境であれば大体インストール済み。
但し、参照パスが通っていない為、適宜設定しなければならない。
一般的なパスは、
 %windir%\Microsoft.NET
以下の任意バージョン各個となる。
執筆時点では、v3.5が妥当?


参照パス設定後、簡単なプロジェクトで試す。
尚、本来は細かな設定をXML記述で表現すべきところは割愛する。
まず、slnファイル配置ディレクトリに移動する。
複数プロジェクトが別々のディレクトリであっても、
slnファイルがそれらを纏めてくれている。
この為、簡単なビルドであれば「msbuild」と実行するだけでOK。






C:\TDDTestGUI\TDDTestGUI>msbuild
Microsoft (R) Build Engine Version 3.5.30729.1
[Microsoft .NET Framework, Version 2.0.50727.3053]
Copyright (C) Microsoft Corporation 2007. All rights reserved.

2009/11/12 15:54:45 にビルドを開始しました。
ノード 0 上のプロジェクト "C:\TDDTestGUI\TDDTestGUI\TDDTestGUI.sln" (既定のター
ゲット)。
  ソリューション構成 "Debug|Any CPU" をビルドしています。
プロジェクト "C:\TDDTestGUI\TDDTestGUI\TDDTestGUI.sln" (1) は、ノード 0 上に "C:
\TDDTestGUI\
TDDTestGUI\TDDTestGUI.vbproj" (2) をビルドしています (既定のターゲット)。
  Processing 0 EDMX files.
  Finished processing 0 EDMX files.
CoreResGen:
  リソース ファイル "My Project\Resources.resx" を "obj\Debug\TDDTestGUI.Resourc
es.resou
  rces" に処理しています。
CopyFilesToOutputDirectory:
  "obj\Debug\TDDTestGUI.exe" から "bin\Debug\TDDTestGUI.exe" へファイルをコピー
しています。
  TDDTestGUI -> C:\TDDTestGUI\TDDTestGUI\bin\Debug\TDDTestGUI.exe
  "obj\Debug\TDDTestGUI.pdb" から "bin\Debug\TDDTestGUI.pdb" へファイルをコピー
しています。
  "obj\Debug\TDDTestGUI.xml" から "bin\Debug\TDDTestGUI.xml" へファイルをコピー
しています。
プロジェクト "C:\TDDTestGUI\TDDTestGUI\TDDTestGUI.vbproj" (既定のターゲット) の
ビルドが完了しました。

プロジェクト "C:\TDDTestGUI\TDDTestGUI\TDDTestGUI.sln" (1) は、ノード 0 上に "C:
\TDDTestGUI\
TestProject\TestProject.vbproj" (3) をビルドしています (既定のターゲット)。
  Processing 0 EDMX files.
  Finished processing 0 EDMX files.
_CopyFilesMarkedCopyLocal:
  "..\..\..\..\..\..\..\Program Files\TestDriven.NET 2.0\NUnit\2.5\net-2.0\fram
  ework\nunit.framework.dll" から "bin\Debug\nunit.framework.dll" へファイルをコ
ピーしています。
  "C:\TDDTestGUI\TDDTestGUI\bin\Debug\TDDTestGUI.exe" から "bin\Debug\TDDTestGUI
.
  exe" へファイルをコピーしています。
  "..\..\..\..\..\..\..\Program Files\TestDriven.NET 2.0\NUnit\2.5\net-2.0\fram
  ework\nunit.framework.xml" から "bin\Debug\nunit.framework.xml" へファイルをコ
ピーしています。
  "C:\TDDTestGUI\TDDTestGUI\bin\Debug\TDDTestGUI.pdb" から "bin\Debug\TDDTestGUI
.
  pdb" へファイルをコピーしています。
  "C:\TDDTestGUI\TDDTestGUI\bin\Debug\TDDTestGUI.xml" から "bin\Debug\TDDTestGUI
.
  xml" へファイルをコピーしています。
CopyFilesToOutputDirectory:
  "obj\Debug\TestProject.dll" から "bin\Debug\TestProject.dll" へファイルをコピ
ーしています。
  TestProject -> C:\TDDTestGUI\TestProject\bin\Debug\TestProject.dll
  "obj\Debug\TestProject.pdb" から "bin\Debug\TestProject.pdb" へファイルをコピ
ーしています。
プロジェクト "C:\TDDTestGUI\TestProject\TestProject.vbproj" (既定のターゲット)
のビルドが完了しました。

プロジェクト "C:\TDDTestGUI\TDDTestGUI\TDDTestGUI.sln" (既定のターゲット) のビル
ドが完了しました。


ビルドに成功しました。
    0 警告
    0 エラー

経過時間 00:00:00.89

※1. ビルドモードがデフォルトで「Debug」である為、「Release」にしたい場合は、
   msbuild /p:Configuration=Release
とプロパティを追加しなければならない。

※2. 出力方法などの指定は、
   msbuild /t:Clean;Build
とターゲットを追加しなければならない。
上記のように複数オプション指定する場合は、「;」で区切る。

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